静電気対策が必要な内容のための容器

(防爆仕様)


シュッツでは静電気対策用の容器として、特別な仕様が施された包装容器を提供します。この包装容器は、シュッツの革新的な多層技術開発により、静電気対策(防爆)が必要な内容物に対し、基本的に必要な条件を満たします。


最高水準の安全性、
法令遵守
取扱い上の利便性
経済的な効率性



法律上必要な静電気対策を施した容器:


特性に関わりなく、静電気対策が必要な内容物における使用
(IEC/TS 60079-32-1:2013 &
TRGS 727:2016)

引火点が摂氏60度以下の内容物における使用(ADR 4.1.2.1)

EVOHガスバリアーにおける安全性と品質の向上

シュッツの多層技術開発により、6種類の層をプラスチック製コンテナに導入することが可能となりました。

3層構造

シュッツエコバルクは技術的な必要条件に従い、細い静電気防止剤あるいは伝導力がある外層を持つインナータンクを備えています。また内容物により静電気が発生した際に、排出口(バルブ)に付属されたアースより外部へ静電気を逃がし、静電気がタンク内に滞留することを防ぎます。さらに、日光や紫外線に反応してしまう内容物に対しての保護を提供することも可能です。

6層構造

伝導力及び静電気防止外層に加え、EVOHガスバリアーを層に取り入れることができます。多くの溶媒を含んでいる物質などの浸透性に過敏な内容物においては、EVOHガスバリアーにより浸透やガス透過が保護され、より安全で経済的な効力を提供します。例えば、海上コンテナにてIBC容器を輸送する際に、効果的に危険を防ぐことができます。

以下のシュッツIBCの製品仕様は、静電気対策が必要なexゾーン1及びexゾーン2に対応し、引火点が60℃以下あるいは点火エネルギーが0.2mJより大きなものへ順応します。

静電気対策及びガスバリアーを含有するEVOH仕様のシュッツIBC